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高齢社会になっているいまの時代、突然、身内が認知症です。と宣告されてしまった場合に、焦らずに対応出来るように手順を追って説明していきます。
認知症っていったいどんな病気なの?
結論から言いますと、自分の事が段々と分からなくなり、
何をすべきなのか?
今日がいったいいつなのか?
何を言おうとしているのか?
と言う事を忘れてしまうと言うことなのです。
ある施設に通っている方がおります。
その方は、アルツハイマ―型認知症と診断されました。
その方は、発症する前の職は、学校の先生でした。
職を辞めてから自宅で一人で生活するようになり、一人の時間が増えるごとに段々と認知症の症状が現れたと、家族の方が言っておられました。
最近では、自分のしている事が、分からなくなったり、日付も分からなくなってしまい、身体を動かさなくなってきたので、身体も動かなくなってきて、その代わりに車椅子になってしまいました。
頭を使っていた頃に比べると一段と色々な事を忘れていってしまうのです。
認知症という病気は、昨日の出来事や、ついさっき言われた事などを忘れてしまうと言う症状なのです。
認知症にはどのような種類があるのか?
まず、代表的なのを幾つか紹介しますね。
アルツハイマー型認知症がほぼ占めてます。
次に最近では、若い方にも起こる若年性アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、
レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、まだら認知症があります。
それぞれの特徴をまとめてみます。
参考にしてみて下さい。
アルツハイマー型認知症は、女性に多いと言われてます。
記憶障害、見当識障害、判断能力の低下がみられます。
脳血管性認知症は、くも膜下出血、脳梗塞の脳の血管の病気に起因します。
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レビー小体型認知症は、男性に多くみられます。幻視や幻覚がみられる事もあります。
前頭側頭型認知症は、万引きなどの非社会的行動がみられます。
若年性認知症は、若くても発症してしまうのです。
基本年齢は64歳以下で発症することをいいます。
ここでは大まかな説明ですが、それぞれ特徴が記載されています。
私の働いている認知症のデイサービスの利用者さん達は、この中でも一番に
占める認知症の種類は、アルツハイマー型認知症が殆どを占めてますが、通ってこられる方々は、一人、一人全く別の人格です。
拘りがある人や穏やかな人やいつも笑顔な人、逆に直ぐに怒ってしまう人やお風呂
嫌いな人、来所して直ぐに自宅へ帰りたがる人などさまざまです。
そのような環境の中で少しでも以前のような暮らしを望む家族の方のお手伝いを
させてもらって、いつも笑顔をもらってます。
まとめ
これまで述べてきたように、家族の方が突然認知症ですと言われて動揺してしまうのは
仕方ない事ですが、一番困って、不安に陥っているのは、宣告されてしまった当の本人
なのです。
家族は、出来る限り今出来る事をして、本人に対してお手伝いをしてあげて欲しいです。
酷くなると混乱してしまったり、鬱になってしまったり、暴力、暴言となってしまいがちです。
でも、それは、病気が引き起こしてしまう事なのです。
落ち着いて話を聞いてあげて、受容してあげるのが一番の理解と言えます。
まずは、住み慣れた自宅から施設へ行ってみるのもいいですね。
今は、色んな施設がありますので、介護保険を使って体験してみるのもいいですね。
自宅ばかりではなくて、刺激のある毎日であって、発症する前のように自分の出来る事を認めてあげて、引きこもりのない生活ができるようになる事を願います。
お付き合いありがとうございました。