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少し体がだるいな、不調だな、と思っていたら、急に高熱が出てきて胃のあたりがムカムカ…そして強い吐き気が何度も訪れる。食あたりかと様子をみていてもなぜか下痢はなく、その代わりに腰のあたりが痛い…?
一体何なのかと思いますよね。同じ症状なら、それはウィルス性の胃腸炎かもしれません。
目次
私が感染したウイルス性胃腸炎はこんな症状!
朝はなんともなかったのに、午後から体が重い感じがあって、夜に吐き気がおそってきました。
まともに眠ることもできないくらいに何度も吐き気がおとずれて、何度も寝室とトイレを往復。
翌朝6時に検温すると、38度を超える熱が出ていました。
とりあえず会社を休んで、少し自宅で様子をみました。
ホントはすぐに病院へ行きたかったのですが、インフルエンザが流行っていたため、もしインフルエンザだったらすぐ行っても検査反応が出ないと思い、発熱から12時間たつまで待つことにしました。
前日から嘔吐しているのに、食欲は不思議とあって、お腹がすきます。
空っぽなので少しキリキリするくらい、「お腹すいた感」があるのでちょっと食べました。
直後は幸福に包まれますがしばらくするとまた吐き気がきて、せっかく食べたものがトイレ行きになり、また少しすると「お腹すいた感」によるキリキリが…この繰り返しで、嘔吐のスパイラルが夕方の6時過ぎに病院に行くまでの12時間続いたので、けっこう地獄でした。
ただ、熱は夕方にはかなり下がり、37度前後になっていました。
下痢はいっさいなく、代わりに腰が痛み出しました。
生理痛に似た感じで、下腹部のあたりにも鈍痛を感じていました。
嘔吐の際にトイレでかがんだ姿勢で力む動作を何度もしていたための腰痛かと考えていましたが、あとからそれも胃腸炎の症状の1つだと病院で聞きました。
原因と対処方法は?
初めて胃腸炎にかかりましたが、あんなにしんどいのはもうイヤ!!
そもそも原因は何だったのか、思い出してみました。
ウィルス性胃腸炎にかかった原因
私が胃腸炎にかかった時は4月の終わりごろ。
まだ風邪やインフルエンザにかかる人がいた時期で、子どもの通う学校でもまだインフルエンザでの学級閉鎖が出ていました。
週末に一緒に遊んだ親子から、
「子どもがインフルエンザB型にかかってしまったの、うつしていたらごめんね!」
というメールが週明けに届いたので、てっきり私もインフルエンザにかかったんだと思いました。
腰が痛むのも、「インフルエンザ特有の関節の痛み」だと思い込んでいました。
そのため、先述したようにインフル検査のセオリーである「発熱から最低12時間後」まで待って、病院へ行ったのです。
先生から言われたのが「胃腸炎」で驚きましたが、きっと人ごみにいてウィルス性のそれに感染したんだろうと思います。
同じ空気を吸って、同じものを食べていた小学生の子どもは何ともなかったので、食べ物にあたったとは考えにくいので…
また、土曜日で週末だったこともあり、疲れがたまっていたことも要因の1つかもしれません。
普段から自分の体調をととのえておくことは基本ですね(汗)。
ウィルス性胃腸炎にかかった時の応急対処法
対処の仕方は、今回は自分ですべてできましたが、家族や子どもが感染したときの場合を想定してまとめてみました。
- 感染した人と接する際にはマスクをする
- 消毒・殺菌を徹底する
- 薬は飲まない、飲ませない
(ウィルスを体に閉じ込めてしまわないように) - 体をあたためる
(特にお腹をあたためて、血流を良くして胃腸の働きを助ける) - 安静にする
- 食べ物は少なく、水分はしっかり補給する
- なるべく早く病院へ行く
嘔吐物は、トイレや洗面所で出せなかった場合は菌が飛ばないようにキッチンペーパーなどでそっと拭いて、2重にしたごみ袋に入れて口を強く縛っておきます。
嘔吐物がついた場所は漂白剤をキッチンペーパーに含ませて拭くと二次感染の予防になります。
衣類についた場合は、うすめた洗濯用漂白剤につけ置きし、他の衣類とは別で洗います。
念のため、ドアノブや蛇口、イスといったみんながよく触れる部分も消毒しておくと、二次感染防止の効果が高まると思います。
水分を取る際は、スポーツドリンクや緑茶、ウーロン茶は胃腸に負担がかかるので避けたほうがいいです。
お白湯(さゆ)、麦茶が刺激が少なく無難です。
ちなみに、私は病院で処方された薬の中に整腸剤があり、素直に飲んでいたら便秘を起こしてしまい、苦しかったです。
先生に「下痢は今のところありません」と伝えたのですが、腰痛が腸の炎症からくるものじゃないかという診断と、これから下痢がくるかもとビビらされたので飲みました。
まとめ
処方された薬を飲み、自宅で安静にしていると2日くらいでかなり体調は戻りました。
便秘だけが1週間ほど続いて後味の悪さがあったものの、さほど弱ることもなく、脱水症状が出ることもなく、完治♪
ただ、1年中通してかかる可能性のある病気なので、手洗い・うがいはもちろん、いい体調を保っていられるよう体はいたわってあげないとなぁ、と痛感した出来事でした。